菜の花っこ年長さん
さーいよいよ仕上の床張りです。
今日を含めこの3日間で、2チームになったり、3人チーム、一人で黙々と集中したりと、
色々な関わりをしましたよ。実は3人チームってなかなか息を合わせるのは難しいのです。
それは、例えば二人が同じ考え一人が違う考えになると、多数決で人の多いほうに偏りがちです。
また、中間の人がいたり、3人それぞれが別の方に向いたり、皆が納得する方法やその時の
一番いい考えを生み出し、事を進めるって大人でも高度だと思います。
だけど、この何日の間でそれぞれが床を完成さえるぞ!と、挑戦することに意欲と
今持てる精一杯の自分達で作り上げてきた彼たちだからこそと信じ、床張りは3人で取り組みました。
本当に、それぞれのチームで、最善の方法を生み出し仕上げていく姿は、誇らしく何よりも楽しい!姿。
床1枚につき、16か所程の釘を打っていきますが、見ていると、
好きなところを好きなようにだけど、お互いを感じあう姿、
俺はこっちから、わたしはここからと、相談しあい役割を担いあう姿、
どうした?大丈夫?一緒にやってみようか?と、仲間を見守り丁寧に寄り添う姿、
こうしたらいいんやで!と、見本になりながらも、つかず離れずにその子の後押しをしながらも、その子のもつ力を最大限に信じあう姿
ほーんとどの子も素晴らしく、心を1つに粘り強くやり遂げていく姿が次々と生まれていきました。
子ども達の育とうとする意志や意欲。そこから生まれてくる挑戦する喜びや、更なる憧れ。
コロナ禍で、今までは当たり前だったのに・・・と、子ども達の自由が制限されることもありながらですが、
そんな逆境の時だからこそ、大きく切り替えて、立て直し、更に摸索しながらでも前に進み、
そん先には必ずや今以上の喜びや幸せがあると!と、諦めず歩み続けていく、そんな子ども達の生きる力となることを願います。
遂に完成の床づくり。この日から、また新しい日々のはじまりです。
楽しみ楽しみです。
子ども達のやりたい事を実現する。